2009年に正式メジャーデビューを果たした、ラップデュオ。2011年に発表したシングル「Party Rock Anthem」が全米最高3位を記録し、100万ダウンロードを突破する大ヒット曲となる。また、同曲は、アメリカ合衆国を始めとする世界7カ国以上のシングルチャートにて最高1位を記録した。
1998年6月、ファースト・アルバム『ビハインド・ザ・フロント(Behind the Front)』をリリース。また、この頃にファーギーがロサンゼルスでのBEPのライブを観てファンになる。
Youtube.com : The Black Eyed Peas - The Time (Dirty Bit)
2000年9月、セカンド・アルバム『ブリッジング・ザ・ギャップ(Bridging the Gap)』をリリース。同年、Shibuya O-EASTでのイベントのため。初来日した。
2003年4月頃、ファーギーが加入。6月に、3作目のアルバム『エレファンク(Elephunk)』をリリースし、ファースト・シングル「ホエア・イズ・ザ・ラヴ?(Where Is The Love)」が大ヒットした。11月には、iPodのCM曲に「ヘイ・ママ(Hey Mama)」が起用されてヒット。人気を確立する。
前回のヒット作『Elephunk』同様に、ブラック・アイド・ピーズ(BEP)の新譜『Monkey Business』はヒップホップ、ロック、フォーク、ファンク、ポップのジャンルをミックスした多彩な作品となっている。BEPが様々なスタイルにまたがってオーディエンスを魅了する理由は、バンドのメンバーたち自身が様々な音楽の明らかなファンだからに違いない。また、『Monkey Business』ほど豪華なゲスト陣を迎えたアルバムもない。『Elephunk』からの大ヒット「Where Is the Love」ではジャスティン・ティンバーレイクを迎えたが、本作でも大物たちをスマートに、かつリスペクトしてバンドの一員に迎えている。「My Style」はティンバーレイクがBEPに参加した第2弾。曲はファンキーでポップなものだが、ジャスティンの声が前面に出ることを期待するファンは肩透かしをくらうだろう。今回は彼の声は平坦にミックスされて、甘くソウルフルなソロにはなっていない。